< 地球が若かったとき・・・ >










「地球が若かった時・・・人間は・・・まだ、火の助けを得るすべを知らなかった」


ルクレティウス(ローマの哲学者 前100頃〜前55年頃)





「なべては、その生まれ来たる元素へと還っていく。肉体は土に、血は水に・・・」


マシュー・アーノルド(1852年)





「天文学は意識を上方に向けさせ、我々をこの世界から別の世界へと導く」


プラトン(ギリシアの哲学者 前400年頃)





「数は形態と観念の物差しである」


ピュタゴラス(数学者・哲学者 前569〜前494年頃)





「全体は部分を足し合わせたものよりも大きい」


「すべての人間は生まれながらにして知ることを欲している」


「月そのものは1カ月ごとにさまざまな形状を示す・・・しかし、月食の際に月に映


じる地球は常に曲線を描いている」


アリストテレス」(哲学者・科学者 前384〜前322年)





「じゅうぶんな長さのある”てこ”を与えよ・・・そうすれば、地球を動かせてみせよ


う」


「エウレカ!/わかった!」


アルキメデス(ギリシアの哲学者 前287〜前212年)





「金を追い求めた錬金術師たちは、その探索の途上、金より大きな価値をもつ物を数


多く発見した」


ショーペンハウエル(ドイツの哲学者 1788〜1860年)





「太陽は火に似て、月は水に似る。太陽は光を放ち、水はそれを反映する」


張衡(中国の天文学者 78年〜139年)





「硝石を6,柳の若木を5、硫黄を5・・・これで雷鳴と稲妻がつくりだせる」


ベーコン(科学者・哲学者 1214年〜1292年)





「この印刷機は、新しい星のように、無知の闇を消し去ることになろう」


グーテンベルク(発明家 1398年〜1468年)





「真理は、それ自身のために探求される。しかし、真理は不確実なもののうちに埋も


れている」


アルハーゼン(物理学者・天文学者 965年〜1039年)





「歳月が重ねられ、知識が集積されていく」


ベーコン(哲学者・政治家 1561〜1626年)





「投与量が毒になるかならないかを決める」


パラケルスス(錬金術師 1439〜1541年)





「私は、書物ではなく実際の人体解剖にもとづいて、解剖学を学び教えている」


ハーヴェイ(医学者 1578〜1657年)





「いずれ、太陽は宇宙の中心に置かれることになる」


コペルニクス(数学者・天文学者 1473〜1543年)





「人間はこの惑星のことで、ああだこうだと大騒ぎしているが、地球は宇宙という車


輪のハブの中にあるボールベアリングにすぎない」


モーリー(アメリカの作家 1890〜1957年)





「科学は数学の言葉で書かれている」


ガリレイ(数学者・天文学者 1564〜1642年)





「計算にかかる時間をいちじるしく低減したことで、[ネイピアの対数は]天文学者の


人生を2倍に引き伸ばした」


ラプラス(数学者・天文学者 1759〜1824年)





「自然の科学は・・・平明にして信頼できる観察に回帰しなければならない」


フック(哲学者・博学者 1635〜1703年)





「私たちがそのうちで生きている空気には、バネもしくは弾性がある」


ボイル(化学者・物理学者 1627〜1691年)





「そうした何らかの力がなければ、月は軌道上にとどまっていられないはずだ」


「真理は簡潔さのうちに見出される。複雑さや混交する事物にうちにではない」


「1666年の初頭、私は3角形のガラスのプリズムを入手し、それを使って、名高


き色彩の現象を再現しました」


ニュートン(物理学者・数学者 1642〜1727年)





「しかし、我々は認めなくてはならない・・・人間にどんなにりっぱな資質があるに


せよ・・・それでもその身体組織の中には消すことのできない未進化の起源の痕跡を


帯びているのだと」


「万物の始まりは、我々には解くことのできない謎だ」


ダーウィン(博物学者 1809〜1882年)





「技術史全体を見渡しても、これ以上に大きな進歩も、全人類にとってこれ以上に大


きな意味をもつ進歩もなかなか見つからない」


『トーマス・ニューコメン・・・蒸気の先史』1963年





「かつてつくられたうちで、最も精妙な動きをする」


ハリソン(時計製作者 1693〜1776年)





「化学的作用の及ぶ範囲には、物質の新たな創造も破壊もない」


ドルトン(化学者 1766〜1844年)





「この現象は・・・自然科学に新しい世界を明かしてみせた・・・物質が第4の状態


で存在する世界を・・・」


クルックス(自然科学会報 1879年)





「容器に束縛されることも目に見える物体に還元されることもない、今まで知られて


いなかったこの霊を、”ガス”という新しい名で呼ぶことにする」


ヘルモント(1662年)





「ひとつの発見をなしとげると、必ずそれまで考えつきもしなかった別の不完全な知


識を得ることになる・・・」


プリーストリー(1786年)





「蒸気をつくりだすには、非常に大量の熱を必要とする」


ブラック(物理学者・化学者 1728〜1799年)





「自分が生きているあいだに画期的な発見ができることは、名誉なことだ」


ジェンナー(医者 1749〜1843年)





「彼は天の稲妻をつかまえ、専制君主の手から主権を奪った」


ローヌ男爵(『フランクリン(科学者・博識化・政治家 1706〜1709年)』について)





「そうなるのは、金属の電位差のせいだ」


ポルタ(物理学者 1792年)





「自然界の法則に矛盾しないなら、どんなに不思議でもほんとうのことなのだ」


ファラデー(物理学者・化学者 1791〜1867年)





「人生において確かなものは、死と税金と熱力学の第2法則以外に何もない」


ロイド(マサチューセツ工科大学機械工学科教授 2004年)





「石には地質と歴史の記憶が深くしみこんでいる」


ゴールズワージー(イギリスの彫刻家 1956年)





「もし進化が起こってきたのなら、きっとそのしるしが残るはずだ」


ハクスリー(『生命を解き明かす古生物学』1860年)





「地上を流れる水には、すり減らしたり運んだりする力が昔からずっと変わらずあっ


た」


デーナ(アメリカの地質学者 1867年)





「進化の観点をもたなければ、生物学においては何事も意味をなさない」


ドブジャンスキー(ウクライナ出身の遺伝学者 1973年のエッセイより)





「天候がどうなっていくか・・・一日か二日先を予測することはほぼ可能だ・・・毎


日予報を出すことは不可能ではないし、そうすれば社会に非常に役立つことだろう」


ラヴォアジエ(科学者 1743〜1794年)





「我々は空気の海の底に潜って生きている」


トリチェリ(物理学者 1644年)





「あるアイデアが実を結ぶかどうかは、実験によってしか証明できない」


ベルナール(生物学者 1927年)





「食物を薬とし、薬を食物とせよ」


ヒポクラテス(古代ギリシアの医学者 前460〜前370年頃)





「些細に見える問題の多くは、まだ理解されていない重大な問題である」


カハール’スペインの神経解剖学者 1897年)





「・・・あらゆる害毒は、大気中の微粒子の活動に起因する・・・」


リスター(外科医 1827〜1912年)





「自然界の秩序という普遍的な力を発見し、この秩序を決定している原因を見つけ出


すことが科学の役目だ」


メンデレーエフ(化学者 1834〜1907年)





「化学・・・それは最高にすばらしい、知性と技術の寵児」


ヒンシェルウッド(イギリスの化学者 1897〜1967年)





「どこをとって見ても、化学者の研究は我々の文化レベルを高めてくれた」


クリージ(アメリカ第30代大統領 1924年)





「・・・酸と塩基は、それぞれ水素イオンを分離したり吸収したりすることのできる


物質だ」


ブレーンステッド(1923年)





「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り発見したのだ」


「天才は1%のひらめきと99%の努力である」


エジソン(物理学者・発明家・起業家 1847〜1931年)





「生きている物質は、地質学の力のうち最もパワフルなものである」


ヴェルナツキー(地球化学者 1863〜1946年)





「天の川銀河は、宇宙に孤立して存在している星の群れだ。夏の空を漂うハチの群れ


のように、宇宙を漂っている」


「天文学の歴史は、遠ざかる地平線の歴史である」


ハッブル(天文学者 1889〜1953年)





「人生で恐れるものは何もない。理解すべきものがあるだけだ」


キュリー(物理学者・化学者 1867〜1934年)





「マリー・キュリーは、名を成した人々の中で唯一、名声におぼれなかった人物であ


る」


「これほど簡素な法則が、誠実で思慮深い物理学者の頭をこれほどまでに悩ませるこ


とになると、誰が想像できただろう?」


「科学全体は、日常の思考を洗練させたものにすぎない」


アインシュタイン(物理学者 1890〜1955年)





「科学の革命・・・新たな宇宙論・・・ニュートンの学説がくつがえされた」


『タイムス』紙の見出し(1919年11月7日)





「遺伝性の特徴の遺伝をつかさどるのは、細胞核でなければならない」


ヘッケル(生物学者・生物画家 1834〜1919年)





「遺伝子は、遺伝における原子である」


ベンサー(遺伝学者 1960年9月15日)





「若き研究者諸君にアドバイスするとすれば、こんな感じだろうか・・・奇妙な物や


現象を決して軽視してはいけない」


フレミング(細胞学者 1881〜1955年)





「量子論にショックを受けない人は、量子論を理解していないのだ」


ボーア(物理学者 1885〜1962年)





「量子論が成功を収めるほど、それがばかげたものに思えてくる」


アインシュタインからツァンガーへの手紙(1912年)





「我は死神なり、世界の破壊者なり」


オッペンハイマー(理論物理学者 1904〜1967年)





「量子力学を理解している人は誰もいないと言っても、問題ないのではないかと私は


思う」


ファイマン(物理学者 1918〜1988年)





「天空という博物館には・・・さまざまな展示物がある・・・その起源はいったい何


なのだろうか?」


ジーンズ(天文学者 1931年)





「星は生まれ、生きる・・・その多くは寿命が何十億年にもなる・・・そして、死


ぬ・・・その最後はときどき壮絶なものになる」


セーガン(天文学者 1978年)





「手つかずの自然は、変異と変化によって生まれた和音を響かせる交響曲のように見


える」


ボトキン(生態学者 1990年)





「保護したい生物をすべて救うことはできないかもしれないが、これまでのどんな取


り組みよりも多くの生物を救っていく」


スコット(WWF創設者 1961年)





「驚いたことのひとつは・・・案外、音が小さかったことだ(ロケット)」


ゴダード(物理学者 1882〜1945年)





「目に見えるのは近くだけだが、そこには、すべきことが山のようにある」


「機械に驚かされることは本当に多い」


チューリング(数学者・暗号学者 1912〜1954年)





「地球の外側は、内部の液体に浮かんだ殻であるに違いない」


フランクリン(科学者・博識家・政治家 1706〜1790年)





「ヒューストン、こちら<静かの海>。鷲は舞い降りた」


アームストロング(月面に着陸したときの言葉 1969年)





「誰がそんなことしろと言った?」


ラービ(ミュー粒子が発見されたことを知って 1936年)





「私は、科学と結晶に一生、心を奪われました」


ホジキン(科学者・結晶学者 1910〜1994年)





「偉大なる化学者、聖人のようにやさしく寛容で人々に愛された人、そして世界平和


実現のために先頭に立って力を尽くした人として、彼女の姿は記憶にとどめられるだ


ろう」


ペルッツ(『インディペント』紙に寄せたホジキンへの追悼文 1994年)





「自分がほかの人と違う特別な存在であるとは思わない」


ブラウン(世界初の”試験管ベビー)





「それは驚くほど小さな世界です」


ファイマン(物理学者 1959年)





「人類が宇宙という”海”を渡る時代がやってきた」


セーガン(天文学者 1980年)





「宇宙は全然遠くない。まっすぐ上に飛べる自動車があれば、1時間のドライブでた


どり着ける」


ホイル(天文学者・宇宙学者 1979年)





「宇宙は主にダークマターとダークエネルギーで構成されているが、そのどちらも正


体はわかっていない」


パールマター(天体物理学者 1999年)





「生命は地球に適応しただけではない。地球を自分たちの住みやすいように変えてき


た」


「私たちの行動のひとつひとつには、それなりの結果がついてくる」


ラヴロック(発明家・環境学者 1919年生まれ)





「私の死後、資産の一部を、平和を促進するための基金として使うように・・・」


ノーベル(発明家・起業家 1833〜1896年)